Invitation:女性研究者の皆さん北大に来ませんか?

このプロジェクトは、理学・工学・農学分野における女性研究者の定着および活躍促進を目指しています。平成21年度文部科学省科学技術振興調整費(女性研究者養成システム改革加速)事業に採択された課題「輝け、女性研究者!根を張れ、花咲け、実を結べ@北大」の主幹をなすプロジェクトとして、敢えて女性のみを対象とする公募を行い、育つ能力と覚悟を持った優秀な女性研究者を本学の教育・研究になくてはならない教員として迎えたいと思っています。

採用後、本学での研究活動を円滑にスタートしていただけるよう、また本来の力を十分発揮していただけるよう、所属部局・研究室だけでなく本学人材育成本部・女性研究者支援室を中心に全学で支援します。出産・育児等の家庭生活との両立支援体制にも万全を期し、必要に応じて研究支援員を配置する等さまざまな支援策を用意しています。

「北大?遠いなあ。それに雪も多いみたいだし…」冬の暮らしがご心配でしょうか?札幌の冬は確かに長いです。雪もたくさん降ります。それでも首都圏や京阪地区に比べて圧倒的に通勤は楽ですよ。住宅費や食費は首都圏などと比べて格安ですし、自転車や徒歩でらくらく通勤できる職住接近の実現も容易です。長い冬の後に迎える美しい春、新緑のあざやかさ、そして涼風渡るさわやかな夏は、この上ない心地よさです。

札幌は、都市的なアメニティと自然、どちらも恵まれています。医療や教育、芸術・文化・スポーツ施設も充実し、買い物や食事の利便性・サービスの質・量は首都圏と比べても遜色ありませんが、人口180万を数える大都市でありながら公共交通も自動車も混雑は少なく、休日には2-30分のドライブで山や海にアクセスでき、四季折々に大自然を楽しむことが出来ますし、日本一美しい広大なキャンパス内でも、緑の風や白い雪景色を堪能できます。清冽な空気や水、おおらかな風土、風通しのよい人間関係は、子育てにも最高の環境を提供してくれます。

北海道大学はフロンティア精神を重んじ、権威におもねることなく、また形式主義に走らず、学問の自由を尊ぶ気風にあふれています。学生はより広い世界を求めて本州以南から勇躍北海道に乗り込んできた者が多く、総じて気概に満ち、素直で元気です。女子学生も物怖じせず、研究や勉学に勇気を持って取り組んでおり、教員と学生とのコミュニケーションも良好です。また北海道という土地柄は伝統や因習に縛られない合理的で自由な考え方が一般化しており、元気な女性の社会進出を応援してくれる雰囲気があります。

あなたの可能性を大きく広げる環境として、研究環境だけでなく自然環境・生活環境にも恵まれた北海道大学をお選びいただき、本プロジェクトによる教員公募にぜひチャレンジしていただきたいと思います。

採用が決まったら、どうぞ女性研究者支援室をご活用ください。ご着任前から、出来るだけのサポートをします。通勤の便、保育園・病児保育・学童保育・学校に係る情報、冬の降雪機関の生活など、北海道での新生活に関する情報や支援を、生活面および教育・研究面、両者にわたって提供します。