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ロールモデル座談会”Meet the FResHU”第8回を開催しました

8/28(火)にロールモデル座談会”Meet the FResHU”第8回を開催しました。今回お話していただいたのは、農学研究院 作物生理学研究室講師 志村華子さんです。

3人のお子さんがいらっしゃる志村先生。元々花が好きで農学部に進学した志村先生は、博士課程修了後、森林総合研究所での研究と花屋でのアルバイトを兼業し、その後「青いバラ」を研究する先生の元で、高校時代から憧れていた青い花の研究や園芸学の研究に進まれました。

研究と子育ての両立について、一人目のお子さんを妊娠された際には、研究が忙しく、気分が悪いなんて言ってられなかったとか。
また、出張の際にはお子さんを連れての出張をするなどの工夫をされてきました。
子育ては、配偶者・家族のサポートがとても重要で「おたがいさま」の気持ちが大切だと強く感じたそうです。
研究を続けていく上で、育休中の際にも、少し時間を設けてセミナー参加や論文を読んだり、職場に少しでも顔を出して雰囲気を維持しておくことが、育休・産休明けのモチベーションを下げないコツだと教えていただきました。

会の後半は、参加者からの質問がたくさん出ました。
現在、子育てでとにかく研究の時間がない。という質問に関しては、子供がある程度大きくなってくると、少しづつ時間が作れるようになってくるので、今はあせらず研究を続けていくことが大切だということや、普段の生活でも保育園の送り迎えなど、配偶者や家族の協力はかかせない。というアドバイスをいただきました。
最後に、研究ではいつやめてもいいくらいの気持ちで今を一生懸命に取組む、親としてのキャリアやモチベーションは絶対に下げない(下がらない)。という先生の強いメッセージをいただきました。
志村先生、参加者のみなさま、どうもありがとうございました。
女性研究者支援室では11月まで毎月座談会の開催を予定しています。
次回の座談会は9月14日(金)の予定です!ぜひご参加ください。