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【トピックス】 おめでとう!理学研究科の作田絵里さん、「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」を受賞!

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理学研究科の作田絵里さんが2007年度 第2回「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」を受賞されました。
本当におめでとうございます。

「ロレアル-ユネスコ女性科学者日本奨励賞」は、日本の若手女性科学者が、国内の教育・研究機関で研究活動を継続できるよう奨励することを目的として、日本ロレアルによって日本ユネスコ国内委員会との協力のもと、創設されました。対象者は、物質科学、生命科学の分野で、博士課程(後期課程)または、博士課程に進学する予定の女性科学者です。

受賞された作田さんのプロフィールと研究内容を紹介させていただきます。
日本ロレアルのホームページから抜粋させていただきました。

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作田 絵里 (サクダ・エリ)
< 出身地> 福岡県
< 生年月日> 1980年1月19日 (27歳)
< 所属大学> 北海道大学大学院 理学研究科 化学専攻 分析化学研究室
< 研究分野> 光化学、機能性物質化学

< 研究内容>ホウ素を架橋*コアとした分子系の創製とその光機能性の解明
ホウ素原子は、周期表上において、炭素や窒素と並んで表記される原子である。これらの原子はそれぞれ電子数が異なり、特にホウ素原子を持つ化合物は他の元素には無い特徴的な電子構造をとる。こうした理由から、近年、ホウ素原子を含む様々な化合物の合成が行われており、特に、ホウ素原子を有する有機化合物は電子材料や発光材料への応用が期待されている。しかしながら一方では、基礎化学的な研究はあまり行われていないのが現状である。

本研究では、このようなホウ素原子の性質を利用する事ができる様々な化合物を合成し、ホウ素原子上の電子の役割に注目しながら、その光機能性(外部刺激によって発光するメカニズム・構造)に関する基礎研究を行っている。ホウ素原子を有する化合物は電子を受け取りやすい性質があるため、例えば、電気をそのまま発光へと変換するELディスプレイのための発光素子や発光型センサーとして役立つと期待されている。

*架橋とは分子同士を結合する部分を指す。

< 女性研究者として・・・>
高校入学時に見学した化学部の液体が発光する実験をみて衝撃を受けた事が、現在の研究に対する興味の原点となっている。大学4年から続けてきたホウ素原子の研究成果は、一早く海外からも注目を集めてきたが、現状に留まらず、自ら国内外の大学や企業との共同研究を積極的に行うなど、研究活動の幅をさらに広げている。女性という枠に囚われず、自分の信念を貫き、分野が偏ることなく広い視野をもちながら、国際的にも活躍できる研究者になりたいと意欲を燃やす。「努力の上に花が咲く」を後輩へのメッセージとして贈りたい。

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日本ロレアルのホームページ
http://www.nihon-loreal.co.jp/_ja/_jp/index.aspx

このニュースについては、北大のホームページもご覧ください。
http://www.hokudai.ac.jp/shinchaku.php?did=144