活動報告

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WinGS Career Talk:Clues to obtaining a high position in academia and doing excellent research regardless of genderを開催しました

ダイバーシティ研究環境推進室(開催当時:女性研究者支援室)では、妊娠、出産・育児等のため海外になかなか行くことができない女性研究者に対し、海外から研究者を招へいし、研究についてのアドバイスまたは共同研究についてのディスカッションを行う機会を提供するSG-FResHU Support事業を実施しています。2019年度に本支援事業によって、先端生命科学研究院 Garcia Martin Fayna Maria先生が招聘したスペインセビリア大学のCarmen Ortiz Mellet博士による講演が、2020年1月16日(木)に人材育成本部会議室にて開催されました。

Carmen Ortiz Mellet博士は、博士号を取得後、スペインとフランスで活躍しています。現在、スペインセビリア大学の糖鎖化学グループを率いており、数多くの博士論文の指導にあたり、活発に論文発表を行っています。

講演タイトル「Clues to obtaining a high position in academia and doing excellent research regardless of gender」として、アカデミアにおける研究者のキャリア形成についてお話いただきました。セミナーは英語で行われ、Carmen Ortiz Mellet博士自身の研究キャリアや直面してきた課題、これまでの成功の道筋などについて話がされました。セミナーには、外国人を中心とする博士課程学生や研究者、教員の参加がありました。

また、招へい期間中には、専門分野に関する講演・討論会、共同研究の成果の紹介、新たな共同研究に向けた打合せ等も行われました。研究討論会では、教授から若い学生まで参加し、多くの質問が寄せられました。その後、学生たちと手巻き寿司を作りながらの交流会があり、日本の伝統や研究などについても積極的に交流があったそうです。