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「女性学長を!」毎日新聞・元村有希子さんが提言。

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2月22日、日本科学未来館において九大・北大合同活動報告会が開催されました。両大学における平成18年度の様々な教育・研究活動が紹介されました。北大女性研究者支援室もパネル展示・リーフレット配架しましたが、北大・中村総長だけでなく、九大・村上副学長が北大における女性研究者支援モデル育成事業や女子中高生理系進路選択支援事業に言及してくださって、大変嬉しかったです。
 
文部科学省・徳永振興局長のご挨拶や両大学からの研究紹介に続き、九大OG・元村有希子さん(毎日新聞科学環境部記者)、北大OB・毛利衛さん(日本科学未来館館長)の講演がありました。その中で、元村さんから大学の新たな展開・発展のために「ぜひ女性学長を!」という提言がなされました。「専門性がないと事象は分からないが、視野を広げないと理解できない」(ノーベル賞受賞者 Richard Ernst 博士)から多様な人材の活躍が望まれる、女性の視点を大学教育・研究にも、と明快にお話くださいました。政治・経済だけでなく教育・研究まで東京一極集中が加速していく中で、九大と北大が細長い日本の南北で何ができるか模索している今、元村さんの ”Think Globally! Act Locally!” というエールは大きな指針となるでしょう。支援室の活動も正にこの精神を大切にしていきたいと思っています。
 
元村さんは毎日新聞「理系白書」を通じて理系・科学技術分野における女性の活躍促進を精力的・継続的に支援してくださっています。第三期科学技術基本計画の中に女性研究者比率の数値目標が明示されたこと、また文部科学省科学技術振興調整費に女性研究者支援事業が新たに加えられるようになるなど、今日の理系女性支援の風を起こす原動力になったおひとりです。大変チャーミングな元村さんの口から理路整然と語られた提言は、会場いっぱいの男性達(残念ながら参加者はほとんど男性…)にしっかりと届いたことと思います。これからもいろいろな場面で、九大・北大に限らず、女性研究者・女性科学者を力強く応援してくださることでしょう!